Technology / 01

企業知識RAG

社内文書を「置いてある情報」から「根拠を確認できる回答」へ。検索精度、アクセス権、更新、評価を一体で設計します。

Reference Architecture

回答生成より先に、検索できる知識を整える。

RAGの品質はモデルだけでは決まりません。文書解析、分割、メタデータ、検索、再順位付け、引用、評価の各工程を、実際の質問に合わせて調整します。

  1. 文書構造と更新を保持
  2. 検索結果を再順位付け
  3. 回答に参照元を付与
  4. 利用者ごとの権限を反映
End-to-end RAG FlowAuditable
01

取り込み

ファイル、Web、FAQ、DB、各種ストレージ

02

構造化

OCR、解析、分割、タグ、版管理

03

検索

ハイブリッド検索、条件絞り込み、再順位付け

04

生成

質問整理、回答制御、引用、拒否判断

05

評価

代表質問、検索評価、回答評価、ログ分析

Access Control — ユーザー認証 / 部署・役割 / 文書ACL / 監査ログ

Technical Components

実装の構成要素

環境やデータ量に応じて構成を選択します。特定のモデルやクラウドに固定せず、要件に合う組み合わせを設計します。

DATA

取り込み・知識整備

PDF、Office文書、Web、FAQなどを解析。表や見出しの構造、更新日時、部署、製品などのメタデータを保持します。

RETRIEVAL

検索・再順位付け

意味検索とキーワード検索を組み合わせ、属性で絞り込み。候補文書を再評価し、質問に近い根拠を選びます。

GENERATION

回答・引用・制御

取得した根拠の範囲で回答し、出典と該当箇所を表示。根拠が弱い場合は回答しない設計も行います。

EVALUATION

品質評価・監視

代表質問を評価セットにし、検索漏れ、根拠との整合、不要な回答を確認。利用ログと合わせて改善します。

Security by Design

「見えてよい情報」だけを回答に使う。

企業RAGでは、回答精度と同じくらいアクセス制御が重要です。

01

既存認証との接続

社内の認証・ユーザー情報を利用し、利用者を識別します。

02

文書権限の継承

部署、役割、個別文書の権限を検索条件へ反映します。

03

入力・出力の保護

機密情報や個人情報の扱いを定義し、保存・マスキング・送信範囲を制御します。

04

操作と回答の記録

質問、検索結果、生成回答、参照元を記録し、問題発生時に追跡できる状態にします。

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